【有名投資家】片山晃さんってどんな投資家?

 

【有名投資家】片山晃さんってどんな投資家?

今回は日本の有名投資家『片山晃』さんを紹介したいと思います。

 

五月(ごがつ)のハンドルネームで知られる片山晃さんは、株式投資で資産100億円超を築き上げた日本を代表する有名個人投資家です。

ネトゲ廃人→投資家→機関投資家→投資家という異色の経歴を持つ片山晃さんは一体どのような経緯で膨大な資産を築き上げたのでしょうか。

今回はそんな片山晃さんの経歴・投資手法等をまとめていきますので気になる方は是非ご覧ください。

 

片山晃さん、ネトゲ廃人時代

片山晃さん、ネトゲ廃人時代

片山晃さんは高校卒業後、ゲーム関連の専門学校に入学したものの、わずか1年で中退してしまいます。

その後は自宅で引きこもり状態となり、4年間オンラインゲームに没頭。

主に「ラグナロクオンライン」というゲーム等をプレイしており、当時はゲームの世界でトップになりたいという思いが彼を動かし、オンラインゲームの世界では「神」と呼ばれる存在にまでなりました。

しかし、どこまで極めてもゲームはゲーム。

ゲームの世界でトップを取ったとしても、それは単なる自己満足でしかないと気づき、急な虚しさが彼を襲うことになります。

そんななか、たまたま見ていた長瀬智也さん主演のテレビドラマ「ビッグマネー」を見て、株式投資の世界にとてつもない興味を抱きます。

その勢いのまま、元手を稼ぐために外を飛び出しバイトの面接に行ったそうです。

今や100何億ものお金を稼いだ片山晃さんですが、そんな彼でさえ引きこもりのネトゲ廃人だった過去があったことから多くの個人投資家から「もしかしたら俺にも・・・」という共感を集めました。

 

片山晃さんの投資家デビュー

片山晃さんの投資家デビュー

片山晃さんは2005年、23歳の時についにゲームセンターの深夜アルバイトで貯めた65万円で株式投資をスタート。

普通であれば、最初のうちは働きながら株式投資で少しづつ資産を築き、専業投資家を目指すという流れがメジャーな気もしますが、彼は違いました。

彼が株式投資に興味を持った時代はちょうどリーマンショックの時代。

真面目に働いてきた多くの人が職を失っていく光景を目の当たりにして、最初から専業投資家でやっていくと心に誓ったそうです。

 

片山晃さんの投資スタイル

片山晃さんの投資スタイル

片山晃さんの当初の投資スタイルはデイトレードでした。

デイトレードは、その日に買った株をその日に決済するという手法のため、リスクが低く、成果がその日のうちにわかるというメリットがあり、リーマンショックで先行きが見えない世の中だった背景からか、片山晃さんの投資スタイルも自然とそうなりました。

みるみるうちに資産が増え、なんと専業投資家になってから1年足らずで資産が1000万円まで増えました。

しかし、だんだんとデイトレードの限界を感じ、ファンダメンタルズ分析中心の長期投資へと切り替えをすることに。

長期投資の際は、割安株への投資をメインに、決算短信や会社四季報、日経新聞などから様々な情報を得て資産を増やしていきます。

小型成長株への集中投資

片山晃さんは長期投資をする際、一般的にバリュー投資と呼ばれる手法で投資をしていきます。

大型、中型、小型株と様々ありますが、その中でも小型株に集中して全力投資をしていくそうです。

小型株は、情報が限られ値動き変動も激しい特徴があり、そして個人投資家の特権であるフットワークの軽さを思う存分に生かすことができるため機関投資家よりも優位に立てると片山晃さんは考えています。

また、小型株の多くは特定の製品やサービスに特化しており、世の中のトレンドに乗ると業績・評判・株価が一気に上昇します。

もちろんそのためには時代の変化を予測して、先取り投資をすることが重要になりますが、片山晃さんは小型株を見極める際、下記の二つに注目しているそうです。

・適時開示情報に必ず目を通し、最新の決算が出た時の過去との「変化」に着目
・EPS(一株あたり利益)を重視

適時開示情報を深く読み込むことで、その銘柄の決算がポジティブなのかネガティブなのか、今後の株価にどのような影響を与えるのかを予測。

そして、EPSに対して現在の株価が割安かどうかを適切に判断し、今後大きく成長するという期待値があると確信できた時点で株を保有する形を取っています。

そこまで難しい作業ではなさそうですが、恐らくかなり細かく慎重に情報を得ていると思いますので質が大事そうですね。

 

まとめ

今回はネトゲ廃人から元手65万円で100億円超もの資産を生み出した片山晃さんの紹介でした。

自分の立ち位置を理解し、機関投資家にも柾ある戦い方を見つけ期待値を追い続ける、というまさにプロの仕事をしていると感じました。

素人にはなかなか真似できませんが、もしかしたら何か一つでも手法や考え方を取り入れることができたあら、優位に株式投資で勝負することができるようになるかもしれません。

 

NISA制度の普及、日経平均の急騰などにより日本の株式市場はこれから大変盛り上がると予想されます。

利益を取りこぼさないよう、先人たちの教えから吸収できるものは吸収して、資産増加を目指していきましょう。

 

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