2025年1月現在、タレントの中居正広さんが女性とトラブルを起こし、多額の解決金を支払ったとされ、ネットやテレビなどのメディアではこの話題で持ちきりです。
一見個人の問題と思われるような内容のスキャンダルですが、現場となった会食の設定にフジテレビの社員が関与していたのではないかという疑惑が浮上し、同社の港社長は記者会見でこの件について謝罪。
しかし炎上は収まらずレギュラー番組の打ち切りやCMの差し止め・返金対応、さらには中居正広さんの電撃引退にまで発展しています。
株式投資の情報について発信している当サイトとして気になるのはフジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスの株価について。
通常このような事案が生じた場合株価は大幅な下落をすることが多いのですが、反対に急騰しています。
当記事ではなぜそのような事態になっているのかについて、あくまで推測ではありますがまとめていきたいと思います。
不祥事なのになぜ高騰?
理由は大きく3つ考えられます。
まず一つ目はインフルエンサーの株式取得報告です。
X(旧Twitter)やYouTubeで数名の有名インフルエンサーが、今年6月に行われるであろうフジ・メディア・ホールディングスの株主総会に参加するため株式を取得したと報告しました。
ネットをのぞいてみると多くの一般の方もそれに乗じて、フジ・メディア・ホールディングスの株を購入したという投稿をしていました。
今やネットの時代でインフルエンサーの影響力はかなり強いので、彼らの株式取得報告は株価高騰にも影響を与えたのだろうと推測できます。
二つ目は現在のフジテレビの経営陣の刷新です。
この騒動で多くの投資家たちがフジテレビにクリーンな企業に変わってほしいと願っています。
ただ経営陣の交代なくして変わることはできないのではないかと考える方が多いようです。
特に相談役を務める日枝氏に今の座を退いてほしいと思っている方がほとんどでした。
「これが実現すれば、いやこれが実現しなければフジテレビは終わりだ」という厳しい声が多くありましたが、そうなってくれることを望みフジ・メディア・ホールディングスの株を購入しているという投資家が多いようでしたのでこれも理由の一つだと考えられます。
三つ目は空売りの買い戻しです。
通常株式市場では事件は売り、事故は買いだと言われ、多くの投資家が下落するものだと考え大量の空売りを入れ一時は大きく下落をしました。
しかし、フジテレビの悪材料が出れば出るほどその意に反して株価は上がっていき、耐えられなくなった空売りを仕掛けた投資家たちが買い戻しを行ったと考えられます。
CMの打ち切りにより、大きな減収も予想されているためこの後大きく下がるだろうと考えている投資家もたくさんいるよう。
まだまだ毎日大量の空売りが入ってきているため、もしかするとその逆をついて機関投資家がさらなる買いを入れ、株価を吊り上げる可能性もあるかもしれませんね。
ボラティリティが激しくうまく波に乗れれば大きな利益を得られそうではありますが、今後大幅な上昇・下落どちらも考えられるため一個人としてはフジ・メディア・ホールディングスへの買い・空売りはおすすめしません。
自分なりの根拠があり、リスクを取れるという方は参加してみると面白いかもしれませんがもちろん自己責任でお願いいたします。
安定的に勝ちたいという方には投資顧問の利用を推奨しておりますので気になる方は下記投資顧問ランキングの記事をご覧ください。
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